アフリカ文化に魅了され、安定した会社員生活を捨ててケニアのアフリカ布ブランドでインターンをした話。

アフリカ文化に魅了され、安定した会社員生活を捨ててケニアのアフリカ布ブランドでインターンをした話。

こんにちは!

 

RAHA KENYAスタッフの名取亜季です。

 

私はRAHA KENYAの初代インターン生として、

2019年12月から2020年3月まで約3ヶ月ケニアでインターンをしていました。

 

日本に帰国した現在も業務委託という形でお手伝いをしています。

 

今回のブログでは、

 

✔️会社員として働いていた私がなぜアフリカでインターンをすることになったのか

 

✔️ケニアでの実際のインターン業務について、インターン中の葛藤

 

✔️インターンを終えて、今後について

 

 についてお話させて頂ければと思います。

 

社会人をやめてインターンにチャレンジ話を赤裸々に語るので、これから新しいことに挑戦したい方の一歩を踏み出すキッカケになればうれしいです。

 

 

名前:名取亜季 (ナトリアキ)

年齢:27歳

出身:東京都

趣味:アフリカンダンス、音楽、旅行

特技:英語(TOEIC985点)、どんな環境でも適応できること(アフリカの村で電気も水道水もない場所でも生活できる)

世界の民族音楽が好きで、アフリカの音楽以外にもインドネシアやカリブ海などの音楽も好きです!世界中の音楽フェスに行くことが夢です。笑

海外留学に挑戦した高校時代

幼少の頃から帰国子女の父親の影響もあって、海外に興味がありました。

高校は都立国際高校に在籍し、勉強はそこそこし、部活(ダンス部)と学校行事にエネルギーを注いでいました。

国際高校はとてもインターナショナルな環境で、仲の良い友人グループでも外国籍やミックスの友人が多かったです。様々なバックグラウンドを持つ友人と学生生活を送ることで、さらに海外や異文化への興味は強まっていき、

「もっと外の世界をみたい!」と思うように。

高校二年生の時にに1年間のハワイ留学をし、初めての海外生活。英語圏に住めば英語は自然に喋れるようになると思っていましたが、そんなことはなく、なかなか英語が上達せず、数ヶ月経った頃から焦った記憶があります。その後は他の国々から来た留学生と励まし合いながら英語を文法から猛勉強し、やっと現地校の授業についていけるように。

海外留学という大きな一歩を踏み出したものの、

「環境を変えても、自分から行動しなければ変われない」ということをこの時体感しました。

 

充実した生活を送りながらも、やりたいことがわからなかった大学時代

その後、上智大学国際教養学部国際教養学科卒業に入学。

ウィンドサーフィン部に所属し、一年中湘南の海で練習する日々。

部活の長期休みには一人旅でモロッコや中南米に旅行をし、学校外では外資スニーカーブランドや音楽会社でインターンをしました。

しかし企業でインターンなどをしても、これをやりたい!というものが見つからず、

「将来自分は何をしたいんだろう?」と悩むように。

この時、周りに心配されながらも、就活をせずにもう一度留学をすることを選びました。

レールから外れた後の二度目の留学生活と就活

 

「もう度海外留学をして英語をブラッシュアップしたい」

「ニューヨークのような刺激のある街で様々な経験をすれば好きなことが見つかるかもしれない」

海外で働いてみたい」

という思いがあり、ニューヨークに2年間留学し、現地の大学で学びながら小規模の音楽会社でアーティストプロモーションやイベント企画の仕事をさせてもらっていました。

また、ニューヨークにいる間に色々な経験をしたいと思い、様々な習い事やイベントなどに参加。(アフリカンダンス、サルサ、美術館巡り、グラフィックデザインの勉強など)

その中でも一番夢中になったのはアフリカンダンスで毎週ダンス教室に通っていました。

その後はアメリカでしばらく就職活動をしましたが、新卒の外国人にビザを出してくれる企業は少なく、なかなか就職が決まらず焦りまくっていました。

「周りの友人は日本で社会人として活躍しているのに、自分は何やっているんだろう?」という思う日々で、精神的にも追い込まれるように。

そんな中、ビザの残りの期間も少なくなっていたので、アメリカに残らず、日本での就職先を探そう。と決断し、日本に帰国し、外資系のIT企業に就職をし、検索エンジンの検索品質管理の仕事を始めました。

就職先の社員の半数以上は海外の方で、国際的な環境で働き、上司やチームメイトにも恵まれ、毎日充実の日々。

しかし、肝心な仕事自体は毎日をこなしているだけという感じで、

 

「恵まれた環境で毎日なんとなく過ごしていていいのか?」

「ずっとこの仕事を続けたいのかな?」

「本当に私がやりたいことってなんだろう?」

というモヤモヤがありました。

RAHA KENYAでインターンを始めたきっかけ

当時働いていた企業は休みの取りやすい環境だったので、年末年始に約2週間の有給を取り、ダンスキャンプに参加するために西アフリカのギニア共和国を訪れることに。

現地で見たパワフルなアフリカンダンスと伝統音楽、カラフルなアフリカ布、底抜けに明るいアフリカの人々に魅了され、その後1年間で3回アフリカ旅行をするというハマり具合。(ギニア2回、ケニア1回)

何回かアフリカを訪れるうちに、

「アフリカの魅力を多くの人に知ってもらいたい」

「こんなに夢中になれることを与えてくれたギニアに恩返しがしたい」

と思うように。

自分に何ができるか?と思った時に、現地で見たカラフルなアフリカ布と、現地でテイラーに作ってもらった洋服の素敵なデザインが真っ先に頭に浮かび、いつか自分でアフリカ布ブランドを立ち上げたい!と決意。

しかし、安定した生活を捨てていきなりアフリカで一人で起業するのは勇気が出ず、数ヶ月間は行動できず

そんな中RAHA KENYA代表の河野リエさんのTwitterでのケニアでのインターン募集の投稿を見て、行動を起こすなら今だ!と思い、その日にすぐに応募し、数日後にはインターン採用が決まり、すぐに会社を辞め、翌月にはケニアへ飛び立ちました!

インターン業務と、なかなか思い通りにいかなかったテイラー探し

インターン中の業務としては、主に商品制作の業務を担当。

私が主に取り組んだのはRAHA KENYA初めての洋服アイテムであったメンズのセットアップとレディースのワンピースです。

テイラー探しから始まり、大量のサンプル作り、型紙の制作など、2ヶ月ほどかけて取り組みました。

1日の平均的なスケジュールとしては

  • 9:00〜10:00 事務作業
  • 11:00〜13:00 テイラー①のアトリエ訪問をし、進捗確認、修正や制作の依頼
  • 13:00〜14:00 ランチ
  • 14:00〜15:30 テイラー②のアトリエ訪問をし、進捗確認、修正や制作の依頼
  • 15:30〜18:00 商品用の布や素材探し

というスケジュール。

一番大変だったのは、信頼でき、技術もあるテイラーを探すことでした。

私はアフリカで現地のテイラーと洋服作りや小物作りを頼んだ経験があり、現地に腕のいいテイラーがたくさんいることは知っていたので、正直テイラーはすぐ見つかるだろう!と思っていました。

しかし現実はそうもいきませんでした。

オーダーメイド文化が主流のアフリカでは、テイラーは型紙など使わず、お客さんに合わせたサイズの洋服をお客さんの好みのデザイン作ります。(びっくりするほど体にフィットする素敵な服を作ってくれます!)

なので、同じサイズのものを量産することには慣れていません。

サンプルを複数枚頼むと、バラバラのサイズのものが出来上がってくることばかりでした。

人柄がよく技術があっても、同じサイズで量産ができるテイラーがなかなか見つからず、テイラー探しには一番苦労しました。

インターンを通して学んだこと

やっと担当のテイラーが決まった後も、完成した洋服のサイズがバラバラであったり、約束した納期より完成が遅れるなどなかなか思い通りにいかないこともたくさんあり、

「会社を辞めてまでインターンをしにケニアに来たのに、結果を出せていない」

とネガティブになることも。

そんな時に常に代表のリエさんが

「うまくいかなくても、今回失敗した分だけ学びになり、その分前に進めるんだよ」

「あきさんならできるよ!」

と奮いたたせてくれ、諦めずに常に前向きに挑戦し続ける姿勢を学びました。

ゼロからビジネスを立ち上げ、現地でコネクションもない中、今までガツガツとタフに行動をしてきたリエさんからの言葉だからこそ、心に響きます。

また、現地の方と密接に商品制作をすることで、全く違う文化圏の人々と、どのようにコミュニケーションを取ればスムーズに物事が進むのかという事も実体験から学びました。

例えば、日本人からすると、細かくサイズの指導をしてもなぜ同じサイズで作れないの?!と思うことも何度もありましたが、現地ではオーダーメイドの文化であり、同じサイズで作ることに慣れておらず、そのようなトレーニングも受けていないということを忘れてはいけないということを常に心がけていました。

「いつもありがとう。だけど日本のお客さんはこういう所にこだわる。だからここを少しこういう風に直してくれない?」など、自分の価値観を押し付けるのではなく、具体的に日本人である私たちの要望を伝えることで、相手も理解をしてくれ、スムーズに仕事ができ、信頼関係も築くことが出来ました。

現在と今後の目標

インターンを終えた帰国後は、すぐにギニアに再訪し自身のアフリカ布ブランドを立ち上げる予定でした。

しかし、コロナウイルスの影響で渡航ができなくなってしまい、次いつギニアに行けるのかはわかりません。

そんな時、リエさんに声をかけていただき、現在もRAHA KENYAで業務委託という形で引き続きお手伝いをしています。メンバーもさらに増え、「チーム」としてお互い刺激し合いながら日本国内で活動をしています私は主に商品企画を担当しており、これから日本で販売していく商品を現在製作中です。

「同じ目標を持ったメンバーとやりたいことをやれるって本当に幸せなことだな」と毎日感じながら楽しく仕事をしています。以前のような安定した生活は失ったかもしれないけれど、あの時勇気を出してインターンに応募してよかったと感じる毎日です。

自身のブランド立ち上げは延期になってしまいましたが、準備期間が増えたとポジティブに捉えています。

また、RAHA KENYAで学ぶことはまだまだあり、メンバーと共に成長して、RAHA KENYAを「踏み台」にしてさらにパワーアップした自分になり、ブランドの立ち上げに挑みたいと思います。

また、アフリカ布ブランドのみではなく、ほぼ無給という仕事環境の中、文化を伝承するために毎日ハードな練習に励むギニアの伝統音楽のミュージシャンやとダンサーのサポートをどうしたらできるのか、現在模索中です。

ここまで長い文章を読んでいただき、ありがとうございました!

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