【NGO紹介】居場所を失った子ども達に寄り添い続けて20年。

【NGO紹介】居場所を失った子ども達に寄り添い続けて20年。

RAHA KENYA × NGO連携プロジェクトの第一弾で連携させていただいた団体はNGOモヨ・チルドレン・センター

NGOモヨ・チルドレン・センターにご協力いただき、クラウドファンディングを実施しました。

RAHA KENYAスタッフである佐藤がRAHA KENYAで働く前にインターンしていたのがこのNGOモヨ・チルドレン・センターです。

今回は実際に現地で活動経験のある佐藤の目線でNGOモヨ・チルドレン・センターについてご紹介します。

ケニアには、貧困や感染症などの理由から、学校にもいけず、家庭にも居場所がなく、路上で生活している子ども達がいるという現実があります。

路上で暮らす子ども達の中には、空腹や寂しさから逃れるため、安価で手に入るシンナーに手を出し、薬物に深く溺れ、抜け出せなくなってしまう子も少なくありません。

そんな子ども達に、安心できる居場所を提供し、自立するまでのサポートをしている団体がNGOモヨ・チルドレン・センター(以下MCC)です。

・親からひどい虐待を受けた子ども

・虐待のトラウマを抱え、毎晩悪夢に苦しんでいる子ども

・小さくして親を亡くした子ども

・薬物やアルコール依存症の親をもつ子ども

壮絶な過去を持つ約25人の子ども達が暮らしています。

子ども達の壮絶な過去と向き合い、前を向いて進めるように、そして自らの力で生きていけるようにサポートする。その活動には、日々数えきれないくらいの試練があります。

「暗い過去は忘れよう。前を向いて生きていこう。未来はこれからだ。」

MCCでインターンをしている時に、MCCの卒業生である「A君」が結婚の報告にMCCを来てくれました。

アルコール依存症の親を持つA君。幼い時からMCCの施設で生活をしていました。

彼はMCCで暮らしている時に、多くの問題を起こし、施設から逃げたり、更生院に入ることになったりとスタッフをよく困らせていました。

そんな彼がMCCを卒業し、昔からの夢だったサッカー選手になったのです。

長年の夢を叶え、子どもたちの前で前を向いてスピーチができるようになるまでに、どれだけの苦労や困難があったのでしょうか。

彼のスピーチを聞いて、涙を浮かべるMCC代表の松下さん。私も涙を堪えるのに必死でした。

どんなことがあっても、根気強く活動し続け、子どもに寄り添い続け、諦めることなく自立までのサポートをする。

そんな団体の長年活動に感銘を受け、MCCと今後も関わっていこうと心に決めました。

・児童養護施設の運営

・薬物依存のストリートチルドレンの更生施設の運営

・学費支援

・給食支援

を行っているNGO団体です。

施設には問題を起こす子どもや、シンナーを吸いたくなって施設から逃げ出してしまう子もいます。

どんな子ども達に対しても、「ご飯とシャワー、温かい寝床があるからいつでも帰っておいで」と、子ども達が帰ってくるのを待ち、受け入れ続ける。

「変わりたい」と子どもが思うまで根気強く、向き合う。

子ども達のありのままの全てを受け入れようとする姿勢が素敵だと思いました。

児童養護施設の運営

様々なバックグラウンドを持つ子ども達が落ち着いて暮らすことができる場所です。4歳〜16歳の約25人の子ども達が、和気藹々と暮らしています。

薬物依存のストリートチルドレンの更生施設の運営

有機農業・自給自足を通じて薬物依存から抜け出すためのリハビリテーションを行う施設です。日本政府の支援とクラウドファンディングでの寄付により2018年に完成しました。

学費支援

勉強する意欲があるけれど、家庭の経済的な事情で進学できない子ども達の学費を援助しています。

給食支援

MCCの近くにある小学校で約40人分の給食を提供しています。家庭の貧困により1日1食だけと言う家庭も少なくありません。空腹を満たし、勉強にも、遊びにも励めるように子ども達にランチを無料で提供しています。

MCCの代表ってどんな人なの?

代表は松下照美さんという74歳の日本人女性。

もともとは陶芸家として活動していたんです。

48歳の時に、事故でパートナーが急逝。失意の底にいる時、友人からアフリカ旅行に誘われ、訪れたのがウガンダ。これが松下さんにとって、人生初めての海外旅行でした。

ウガンダの子ども達との出会いがきっかけとなり、現地でボランティアとして関わることになります。その後、ケニアに移住し、MCCを設立します。

74歳となった今でも、現地でケニア人スタッフと共に精力的に活動しています。

テレビ東京「世界ナゼそこに?日本人~知られざる波乱万丈伝~」にも取り上げられ、大きな反響を呼びました。

MCCの子ども達を自分の子どものように大切にし、全員平等に愛を注いでいる松下さん。

「子ども達の最後の拠り所になる」という信念を貫き続ける松下さんの芯の強さに惹かれました。

そして、これからも長く、MCCと関わり、何らかの方法でサポートしていければと思うようになりました。

そして実現したMCC × RAHA KENYAのクラウドファンディングのプロジェクトです。

 

クラウドファンディングのプロジェクトが終わっても、MCCとRAHA KENYAのコラボレーションは継続していきます。

一回きりの協力ではなく、今後も長く続いていく関係づくりを目指していきます。

コラボレーションの最初の一歩であるクラウドファンディング。皆様のより一層の応援を宜しくお願いします!